旅行先でSONY RX100M3を落下させてしまいました。
衝撃で外装がへこんでしまい、レンズバリアが正常に動作しません。
電源ボタンを押してズームレンズが繰り出してもバリアが閉まったままです。
指で払えばバリア部分が開いて撮影できるのですが、指でレンズバリアを触るとレンズにうっかり指紋を付けてしまうことが多々ありストレスでした。
それでもこれまで騙し騙し使ってましたが、
いいカメラだからこれからも大切に使おう。
壊れるまで使いたい!
と考えるようになったのでSONYに修理送りすることに。
しかし初めての修理だったため調べることがたくさんありました。
などなど。
また修理に出すかもしれないし、検索してたどり着いた方の役に立つかもしれないので今回の修理記録をこの記事にまとめておきます。
修理費用は?RX100M3の場合は定額
このカメラの修理費用っていくらかかるのだろう?と思って当てはまる症状で検索してみると、定額15,000円(税抜)のようでした。
私の場合は中古で買ったので保証書はありませんし、もし保証書があって期限内だったとしても落下が原因なので保証対象にはなりません。だから全額自腹です。
費用の目安はSONYの公式サイトで検索できます。
実際にかかった修理費は表示通り15,000円(税抜)でした。
きっちり定額を支払いました。(記事執筆時点はRX100M4以降だと修理代は税抜24,000円~となっていて定額ではありません。)
外装だけの交換だからもっと安くなるんじゃないかな?と最初は淡い期待をしていたのですがそんなこともなく。
修理に出すと悪いところを全部見てくれるみたいで、修理対応内容の用紙にはこんなことが書かれていました。
外圧によりズームレンズに打痕ありバリア開閉不良及び異音がある症状のためズームレンズを交換いたしました。
ご指摘外に、外圧により前キャビネットが歪みファインダーポップアップしにくい症状のため前キャビネットを交換いたしました。
外装だけでなくレンズにも打痕があったので、ズームレンズごと丸々交換してもらえて新しくなってました。
落下させたときにここ↓も破損していたからレンズも新品に。
レンズ内にホコリ・チリの混入がわずかにあるのが気になっていたのが、新品ピカピカになって帰ってきたので地味に嬉しいです。
しかし異音とファインダーポップアップの症状には気づいてませんでした・・・。
SONYの修理担当の人、しっかり見てくれてありがとう。
結局、修理に出して前のパーツをそのまま使ってるのは基盤と背面液晶だけだったみたいです。
15,000円出してまるで新品に交換してもらったような気分です。
発送するか持ち込むか?※SONY持ち込み修理の場合
宅配修理する場合の送料って結構高いんですよね。片道送料約1,000円、ということは往復でだいたい2,000円かかることになります。
家や職場の近くにSONYストアがあるのなら持ち込んで修理に出すほうがいいですね。
私の場合はSONYストアの近くに寄る予定があり、名古屋にあるSONYストアで修理を受け付けてもらいました。
なので以下SONYストアで修理受付してもらった体験談となります。
SONYストアで修理受付した
ストアの1階はカメラやイヤホンの展示、2階はギャラリーと修理受付でした。
事前にスマホから修理のWeb申し込みをしていたので、受付番号を伝えるだけで修理票をプリントして受け付けてもらえました。
Web申し込みをしておくと名前や住所などの個人情報を紙に書く手間が省けます。
平日の昼に行ったので空いていて待ち時間はほぼありませんでした。
持ち込み修理をした場合、引取りも絶対SONYストアになるのかというとそうでもないみたいです。(受付の人に聞いた)
SONYストアに持ち込んで、修理が終わったら宅配で送ってもらうということもできるみたいなので、なかなか取りに行けない!という方でも安心ですね。
修理受付はSONYストアだけでなくソニーショップでもできる
修理に出す方法はSONYストアだけではなくソニーショップというソニー製品の修理受付を代行してくれるお店があるようです。
検索してみて自宅の近くにあるならそちらのほうがいいかも?(私の場合は住んでいるところが田舎すぎて近くにありませんでした)
参考:ソニーショップ店舗検索
修理期間はどれくらいかかる?5日で引取り可能な状態
請求書を確認してみると、
- 修理に出したのが5/7
- 修理完了日は5/10
となってました。
大型GWが終わったばかりだったので修理に時間かかかるかもと言われていたのですが、わずか3日で取り掛かってもらえてるので私の感覚としては早いです。
その後、修理完了の電話が来たのが5/12だったので修理に出して5日程で引取りに行ける状態になりました。工場からSONYストアへ戻るのに2日ぐらいかかったのかな。
修理完了直後のカメラは真空パック
修理が終わってカメラを受け取る際は真空パックされてました。水分やホコリを防ぐ目的らしいです。
カスタムして貼りつけたグリップは買いなおす必要があるのか
交換するパーツについていたカスタム部品はつけ直してもらえません。
修理対応内容の用紙にはこのように書かれていました。
前キャビネットに貼付のグリップは貼替え困難のため交換済み部品に貼付したままご返却させていただきます。
こんな感じで前ボディにグリップが付いた状態で返してもらいました。↓
修理工場の人?が修理に取り掛かっている段階で確認の電話をかけてきました。
グリップは取り外せないのでそのままお返ししますとのことでした。
どうにかこのグリップを再利用できないか考えて、力業で剥がしたら運よく裏の両面テープごと綺麗に剥がれてくれました。そのまま新しくなったボディに貼り付けました。
本当は買い直したほうがいいんじゃないかと思いましたが、とりあえずこれで使ってみて剥がれたら買い直します…。
グリップをうまく剥がせればそのまま貼り替えして買いなおさなくてもよさそうです。
まとめ:修理してリフレッシュ!イライラがなくなってスッキリ
壊れたまま使っていたときはレンズに指紋がついてイライラしていたのですが、今回修理に出したことでストレスフリーになりました。
リフレッシュされてさらに愛着が湧きました。
カメラを大事に使っていても不意に壊してしまうことがあります。落ち込みますね。
カメラの修理費用の負担は保険でカバーできる
今回の修理でいろいろ調べて分かったことですが、高価な機材を持っている方は携行品保険に入っておくと急な出費でも慌てなくて済みます。
私は今回入ってなかったのでこれから検討します・・・。
一応家財保険には入っていたんですが、内容を見ると家財を持ち出したときに盗難は保険適用されて補償されるけど、自分で壊してしまったときは適用外となってました。
カメラを壊してしまった時に役立つ保険の加入方法はこんな感じ↓
- 家財保険に携行品特約を付ける
- 単体で携行品保険に入る(クレジットカード会社や銀行で契約できるものあり)
今回修理の出費があったことで、カメラの保険について調べたり見直すいいきっかけとなりました。
生まれ変わったRX100M3をこれからもガシガシ使っていきますよ。