2018年3月1~4日の間にパシフィコ横浜で開催されたカメラの展示会イベント CP+(シーピープラス) に初参加してきました。
今年のCP+で新製品を一足先に体験できたり、気になっていた機材を試すことができました。
カメラ好きな参加者の注目度が一番高かったのはおそらくSONYが発表した α7III ではないでしょうか。
この記事はSONYブースについて書いています。
初めて使ってみて感動して長々とした文章になってしまったのですが、興味のある方は最後までどうぞお付き合いくださいませ。
話題のSONYα7IIIと気になるRX10M4を試したよ
私はCP+に初参加だったのですが、例年参加している方の話では「今年はSONYがいちばん活気があった」とのことでした。
確かにブースはCP+で一番広く、設営にも力が入っていたように感じられました。
体験コーナーでは新製品SONY α7IIIを使って、瞳AFという機能を暗所で体験できるとのことで試写の行列に並びました。
私が並んだときは30分待ちで大人気でした。
SONYα7IIIの暗所での瞳AFと新ストロボ体験でびっくり
α7IIIと同時に首が自在に振れる新しい大光量ワイヤレスストロボ(HVL-F60RM←メーカーさん説明ではガイドナンバー60のストロボと言っていたのでおそらくこの型番のものだと思います)を使える贅沢な試写コーナーでした。
試写機が4台、モデルさんが2人いて、試写機2台に対してモデルさんが1人で対応していました。
コーナーは試写機以外の撮影は禁止ですが、試写機で撮影した写真についてはSDカードに保存して持ち帰り可能でした。
あとでその場にいたメーカーさんに聞いたところ、SDカードに保存したモデルさんの写真はブログやSNSに使ってもいいよとのことだったので試写機+カラーフィルターを使ったストロボで撮影した写真をここに掲載します↓
暗所でも瞳AFがしっかり効いています。ブレが一切ない。
初めてα7IIIを使った私でもレンズに付いた瞳AF機能が割り当てられたボタンを押しながら、シャッターボタンを同時押しするだけでモデルさんの瞳をこんなにくっきり写すことができました。
す、すごい・・・!(この感動を伝える語彙力なし)
なんかもう自分の腕とか技術とか全く必要ないです。
知識は必要だろうけど、ちょっと設定してシャッターを押すだけでこの美しさ。
写真を始めたばかりのへたくそ(私のこと)でも、機材を一式揃えられる財力があればカメラ任せでなんでも撮れちゃうんじゃないかな。
自在に首振りできる大光量のストロボもカメラを縦にしたときに役立つので便利。
ポートレートなどで縦位置で撮影するときに気になるのが影の出る場所なんですが、首振りが自在にできるストロボなら悩みはほぼ解消。
撮影を素早く正確にこなせるSONYの機材の素晴らしさを思い知らされました。
前から欲しくて気になってたSONY RX10M4はやはり最強ネオ一眼
個人的にずっと前から気になっていた RX10M4 の試写もできました。
レンズが交換できない ネオ一眼 という分類(コンデジとは到底言えない大きさ)で、ワイド端24mm~テレ端600mmをカバーする便利ズームの1型センサー機です。
今までのレンズで600mmといえば超長い・超高い・超重い三重苦レンズを使わなければ撮れない焦点距離だったのですが、RX10M4はそれと比べると短いし、重さは1キロぐらい、値段は20万円を切っている高コスパと高スペックのカメラですよね。
超望遠が必要で機動性を重視する撮影スタイルならまず選択肢に入る機材です。これ1台でなんでも撮れるのでレンズ沼に溺れることもありません。
野鳥撮りや飛行機撮りで活躍しそうです。
また連写とAF性能が良く、最高24コマ/秒で撮影することができます。
試写コーナーではダンサーさんが踊っていたところを撮影することができました。
19コマ分を連写した写真を縮小してGIF(1枚/秒)でつないだので画質劣化が起きていますが、こんな感じで動きの速いダンスをピタッと止めて撮影できるので決定的瞬間を逃す可能性が低くなります。
JPEGで撮影してみた感想となりますが、SDカードへの書き込みが早くて連写後のバッファ詰まりもなくノンストレスでした。(RAWだとどうなのか試してなかったのが残念)
連写性能が良いのでシャッター数が増えます。
なので逆にデメリットとしては残容量に注意が必要ってことですね。
うーん、触ってみたらやっぱり欲しくなってしまいました・・・。
望遠レンズを1本買うよりお買い得な価格設定にも物欲心を揺さぶられちゃいます。
CP+2018SONYブースレポートまとめ
CP+のSONYブースではその他気になっていた RX0 を見てきたり、私が絶対買うことのできないであろう望遠白レンズとα99など高価な機材を使って試し撮りをすることができました。
たぶんこれらを持っていたら所有欲が満たされるだろうなぁ。
ミラーレスの分野だとやっぱりSONYが強いかなぁという感じ。
カメラユーザーの「こういう写真が撮りたい」「こういう機材が欲しい」というのをどんどん叶えてくれるような機材の開発をしてくれている印象です。
SONYに流れていくユーザーが多いのもわかります。
ちなみにCP+2018のレポート写真はほぼ全部 SONY RX100M3 というコンデジで撮影しています。
サブ機として買ってみたらなかなか使えるヤツだったので、こういった展示会などに持って行ってブログに載せる写真を載せるのに役立ってます。
すっかりSONY側に心が引き寄せられて行ってます。
いいですねぇ、SONY。勢いを感じました。
私が使っているカメラブランドのペンタックスについては別の記事(CP+2018リコー・PENTAXブースレポート!新製品K-1MarkIIとHD DFA★50mmF1.4 SDM AW)に書いてますのでこちらもよろしければどうぞ。