今回は一眼レフカメラが大きくて重いから持ち出すのが面倒だけど楽しいよということを長々と書いている記事内容となっています。
お暇な方、お付き合いくださいませ。
私は写真を撮るのが好きなので一眼レフカメラを使っていますが、大きくて重いので持ち出すのが面倒と感じる場面が多いです。
そんな一眼レフを「ちょっと出掛けよう」ってときに持ち出すことはしません。
「写真を撮りに出掛けよう」という目的がないと使わないのです。
一眼レフの重さはどれぐらいなのか?
さて、「重い重い」と言いながら持っている一眼レフは一体どれぐらいの重量があるのでしょうか。
一眼レフの重さは入門機でも1kg前後ある
いままで持っているカメラの重さについて考えたことがなかったので、私の持っているボディ本体とレンズ3本の重さを足して計算してみました。
PENTAX K-S2 + HD DA35mm Macro limited | 892g(678+214) |
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PENTAX K-S2 + FA50mm F1.4 | 898g(678+220) |
PENTAX K-S2 + HD DA55-300 F4.5-6.3 ED PLM WR RE | 1120g(678+442) |
※本体の重さにバッテリーとSDカード込み
軽い単焦点だとかろうじて800g台となっていて、PENTAX最新の望遠ズームでは1キロ(1000g)オーバーです。
この望遠レンズは小型軽量化設計されているのですが、やはりズームレンズを装着すると重くなってしまうようです。
私が持っているどの一眼レフのボディ+レンズの重さでも1キロ前後はあることがわかりました。
なお、PENTAX K-S2のボディ本体(678g)だけでもキヤノンやニコンの入門機と比べると、120g~200g重いです。(比較対象:Canon EOSX8i本体555g、Nicon D5500本体470g)
最新の他社一眼レフボディは00g台になっているようですね。
ずっしり重さを感じるからこそ1シャッターに思いが込もる
私は仕事でもプライベートでもインドア(引きこもり)のため、普段の外出は買い物と近所のスポーツジムに行くだけです。
そんな私が写真を撮るには「よし、撮るぞ!」と気合を入れて外に出なければなりません。
出不精の私は写真を撮りに行く目的のために外に出ることとなります。
PENTAX KS-2+HD DA 55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE 使用(ISO200、1/200秒、f/5.6)
写真を撮る目的のために出掛けると夢中になって時間を忘れてしまう
家の近くにある河川敷は撮り歩くのにはちょうど良く、季節の花があったりや虫がいます。
春は桜と菜の花、夏は紫陽花と向日葵、秋は彼岸花とコスモス、冬はあまりないけどうーん、雪景色と椿かな。
カメラを持って散歩に行くとあっという間に時間が経っていて、ちょっとだけのつもりが1時間や2時間経っていることがほとんどで、慌てて家に帰ってご飯の支度・・・なんてことも。
カメラを構えているときは時間を忘れてしまうぐらい夢中で楽しいのです。
ファインダー越しでじっくりシャッターチャンスを狙う。この感覚はスマホでは味わえないからこそ楽しい。
PENTAX KS-2+FA50mmF1.4 使用(ISO100、1/1000秒、f/5)
撮影する楽しさを知ると重さを忘れる
「スマホで十分キレイな写真が撮れる」。確かにそうです。
最近のスマホは2000万画素オーバーの高画素で高感度というお化けスペックが標準装備。
軽いし薄いしで、いつでもどこでも持ち歩けます。SNSでのシェアも撮ってすぐ加工できて簡単です。
でも、あとから見返したときに「いいな」って私が思うのは一眼レフで撮った写真のほうです。
ずっしり重さを感じて撮ったからこそ、1シャッターに思いが込もっているのでしょう。
スマホだろうが一眼レフだろうが、どれで撮っても他人が見たらただの映像記録なので全部一緒でしょうが、撮っている本人としては思い入れと撮るときの気合いが違います。
だから、一眼レフは重くてデカくてめんどくさいですが、私の生活の一部として欠かせません。
重くても写真を撮る目的があれば持って出ちゃいますね。
自分にとって苦にならないカメラを選ぶことの大切さ
いいカメラだから、高いカメラだからといっていい写真が撮れるとは限りません。
高いカメラは高いなりの機能があってそれでしか撮れない写真もありますが、結局はセンス次第です。
高級カメラだからという理由で気軽に持ち出せないなら・・・
ちょっと脱線しますが、カメラの値段について。
上を見ればキリがありません。青天井です。
私の持っているカメラは相対的にそんなに高くないので気軽に持ち出せるのがメリットです。
いや、そんなに高くないって言ってもボディ・レンズ一式で10万前後するので私の感覚では十分高いです。高級です。超庶民なのでバッグも財布もそんなに高いの持ってません。
そんな超庶民の私が身の丈に合わない高いカメラなんて買ったら、盗まれたり落としたりするのが怖くて外に持ち出せずに、毎日神棚に置いて拝むだけになりそうです。
それだとただの宝の持ち腐れってやつです。カメラは持ち出してナンボ。
高いから壊れたらどうしようと思って気軽に持ち出せてないなら、「壊れても買い替えればいいや」ってぐらい気軽に持ち出せる値段のもののほうが合っているかも。
機材に神経質になる必要がなく、疲れなくなりますから気が楽になります。
軽量・小型が進むカメラで思うこと
最近はカメラメーカー各社が競って軽量化の開発をしていて、長年カメラをやっているような方でも軽いミラーレスフルサイズ(記事執筆時点で販売されているのはSONYαシリーズしかない)に移行していってますね。
そして体感ですが、若い方たちは最初から軽いミラーレス志向が多いように思います。
軽くて小さくて高性能は正義。
しかしながら、ミラーレスはまだまだレンズの種類が少ないのが問題です。
レンズマウントアダプターを付ければ使えなくもないですが、それだとレンズが大きくなってしまって小型軽量化を求めてミラーレスにするうまみがない。
一眼カメラはレンズ交換が楽しいのでね、レンズの開発と販売をお願いします。
そしたら私もミラーレスに移れそう・・・ですが、あと何年後になるでしょうかね。
この記事のまとめ
重いとかデカいとか言ってないで持ち出してとにかくシャッターを切るんだ!
せっかく買った一眼レフカメラが泣いているぞ!
と、ちょっと前まで「一眼レフ 重い」で検索していた私にそう言いたかっただけです。
重くて大きいから持ち出すのが面倒。だったらできるだけ軽くて小さい機材を選ぶ。
高くて持ち出すのに気を使う。だったら気軽に使えるものを選ぶ。
私みたいにか弱い細腕の女性が重い一眼レフカメラを持ち歩いて撮り回すのは体力勝負。
しかしまだ体力のあるうちは持ち歩いて頑張りますよ。
重くても楽しいですからね!
(余談)重いけどペンタックスを選ぶ理由とレンズ次第では軽くなる
やはり一眼レフ2大メーカーは軽量化の開発に力が入っています。
キヤノンはセンサーサイズがAPS-Cのミラーレス機が出てますからペンタユーザーから見ると羨ましいです。
それでも私がペンタックスを持っているのは・・・ただただこの変態チックなメーカーが好きだからです。
多くの人が持っていないからこその所有感があったり、他メーカーにはない謎のこだわりがいいですね。
あとは装着するレンズ次第では他社よりも軽くコンパクトにすることもできるように思います。レンズの小型化にはこだわりを感じます。
(ペンタックスの最軽量レンズはおそらくDA40mmF2.8 XS=52g※生産終了品)
それにしても、性能は他メーカーに比べるとワンテンポ遅れているのが残念です・・・(しろめ)